1980-05-08 第91回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第13号
いままでのいわゆる鋼材関係の中でもたとえば傾向といたしまして昨年からことしに比べて、特にことしの三、四月はたとえば小形丸鋼などにしましても大体トン当たり七万八千円ベースで三月は来ておりました。四月、五月では七万七千五百円ベースということで若干下がりぎみかなという感じをわれわれ持っております。
いままでのいわゆる鋼材関係の中でもたとえば傾向といたしまして昨年からことしに比べて、特にことしの三、四月はたとえば小形丸鋼などにしましても大体トン当たり七万八千円ベースで三月は来ておりました。四月、五月では七万七千五百円ベースということで若干下がりぎみかなという感じをわれわれ持っております。
すなわち、鉄筋工事費については、継ぎ手や端部のフック加工を必要とする丸鋼の場合を想定して所要労務費を計算していましたが、近年では、異形棒鋼が普及しておりまして、これは特に力がかかる個所以外はフック加工を必要としないので、丸鋼に比べて加工度合いが少ない、したがって、労務費も少なくて足りるというものでありまして、本件各工事の設計でも、これを採用しているものであるから、これを使用する場合の労務費を計算すべきであります
これは過度の集中じゃないと思いますが、ともかく新日鉄というものがあって、これがプライスリーダーみたいな形になって、丸鋼や鋼材の値段をかなり低いところでがんばってやっておる。ところが、弱小企業のほうは上げろ上げろといって、非常にそういう圧力がかかってきているという例がございます。それを新日鉄の力でプライスリーダーとしてずっと控え目に押えさしているという、そういう面もあるわけであります。
この単価が適正かどうかという問題は、確かに御指摘のとおりあるわけでございますが、最近の物価の動向を見ますと、木材は一月をピークにしてかなり下向いておるようでございますし、また、丸鋼も同様な傾向を示しております。それから、セメントは一月以降横ばいというような状況のようでございます。丸鋼も、一月をピークにいたしまして下向いているようでございます。
○国務大臣(中曽根康弘君) 基礎物資の五十三品目は、これはセメントとか丸鋼とかあるいは洗剤とか、ともかく生活並びに産業の結節線に当たるものでこれを押えればほかに波及が非常に妨げると、そういうものをまず選んだわけです。
また東京における推移を見ますと、一年前の同期と比べておるわけでありますが、四十八年の十一月現在での単価、小形丸鋼は二一四%、木材の松平角、四百かける百五かける十五センチというのが一五八・六、生コンクリートで一四一・八%であります。ということは、資材がもう五割から倍に上がっている。これでは計算にならぬわけですね。四十八年の分の倍は要るわけですね、荒く見ましてほぼ倍に近い。
そこで、小型丸鋼ですが、この価格の動向につきましては、大臣御存じでございますね。十二月にあなたにお伺いしました際には、小型丸鋼は昨年一年、特に九月からはものすごい高騰をしておる、これに対してチェックしなければいかぬ、たしか、大臣はこう言われたと思うのです。ところが、さっぱりその効果があらわれていない。一体、どこに原因があるとお考えになりますか。
○井上(普)分科員 小型丸鋼ですよ、十九ミリの場合。少し下がってはおりますけれども、大臣の言うような値段に私はなっていないと思うのです。
特に私は、その際にも小型丸鋼について質問をいたしました。ところが、その小型丸鋼につきましては、依然としてどうも価値ある挑戦の戦果があらわれておらないような結果と思いますが、いかがでございますか。
資材高騰の実況について、四十八年十月度における対前年同月比、木材一九七・四%、セメント一三四・六%、なまコン一四〇・六%、丸鋼二三〇・六%、型鋼二一〇・四%、合板一八六・一%、スレート一六〇%です。したがいまして、ここであがっている主要な建築材料というものは四〇%ないし五、六〇%ではなく、約一〇〇%前後の値上がりでありまして、これは昨年の十月のデータであります。
それには、価格をつくるには市場機能あるいは流通のメカニズムなんということばをおっしゃられますけれども、事実、あなた方が直接携わっておられる小型丸鋼にいたしましても、九月からこのように上がっておる。セメントにしてもそうです。上がっておるのです。ために一般住宅をつくろうとする庶民大衆は困っておる。
○井上(普)委員 それでは、鉄鋼のうちの小形丸鋼はどうなりますか、十九ミリ丸鋼の場合。すなわち昭和四十七年中には二万九千円から三万四、五千円までで推移しております。それから四十八年の一月からは、これは不況カルテルと称してうまいことをやったやつですが、四万三千円ぐらいでずっと来、六月、七月は四万七千円あるいは五万一千円ぐらいであった。ところが、十一月になりますと七万六千円になっておる。
しかし、当時からわれわれは、鉄鋼の値をできたら引き下げたい、上げないようにしてほしい、それが一番われわれの要望するところであるということは会社に伝えまして、そして鉄鋼の需給協議会を設けまして、また鋼材のあっせん所を設けまして、それらのメーカーが問屋や特約店等に対しての影響力を行使して、現場における価格を上げないように、特に市中の中小土建に対する鋼材の丸鋼その他の値段を上げないように非常に協力して実はやってもらいました
丸鋼が四一%、セメントが二・三。しかも新聞に出ておるように、卸売り物価の値上がりというのは非常にこうなっているでしょうが。それは木材、一時停滞ありましたけれども、また、こう上がり出しているわけですよね。ですから、これは船橋の例ですけれども、木材にしても、正角一等のやつで去年の十二月五万五千円であって、もう五月では七万円にもなっておるんですよ。
丸鋼、形鋼は二月をピークにいたしましてやや下がりぎみでございますが、労務費、セメント等につきましてはまだ上向いているようでございます。
○政府委員(安嶋彌君) 資材、労務費の動向につきましては、大勢といたしましては御指摘のような傾向かと思いますが、木材は昨年の十二月をピークにして下向いておりますし、丸鋼、形鋼も本年二月をピークにいたしましてやや下向いております。
○政府委員(安嶋彌君) 御指摘のとおり、木材にいたしましても、その他丸鋼、型鋼、セメント等にいたしましても、最近、値上がり、ないしは価格の変動が非常に激しいわけでございます。この点につきましては、実は文部省だけの問題でもないわけでございまして、建設省その他各省に共通する問題でございますが、大蔵省その他関係省庁と十分協議をして対応してまいりたいというふうに考えております。
○吉田説明員 ただいま御指摘の点でございますが、申しわけございませんが、私どもの直接の担当でございませんので、ただいま日本銀行の主要建築資材の卸売り物価指数によります数字を御参考に申し上げますと、四十七年十二月現在で前年同月比が、木材でプラス一〇三・六%、それから形鋼でプラス一九・四%、丸鋼でプラス四一%、セメントでプラス二・三%、かような数字でございますが、直接私どもの資料をお持ちできなかったのは
鉄は商品取引のものではございませんけれども、これも緊急増産を指令いたしまして、二カ月ぐらい前までは丸鋼がトン五万二千円ぐらいしておったのが、最近は四万七千円ぐらいまで落ちてまいりました。ただ、綿糸と原毛がまだ横ばいでありまして、これはわれわれ特に力を入れなければならぬ分野であります。
○国務大臣(中曽根康弘君) 重要物資の価格の動向でございますが、鉄鋼は、緊急増産等手を打ちまして、たとえば丸鋼がトン五万二千円ぐらいであったのが、最近四万七千円まで下がってまいりました。引き続いて下げるように努力をいたしております。 それから、繊維につきましては、毛糸が、取引所の規制強化によりまして、キロ当たり三千八円までいったのが、二千七百九十九円程度まで鎮静してきました。
これは会計検査院の調査によっても、東名高速道路でポタシュニックという会社が請け負った検査のやつが出ておりますが、大体橋脚パイルですか、千百四十六本が不良で、九ミリの普通丸鋼を八ミリに落としている。結局、下請のほうからいえば、もう何だかんだたたかれても、仕事がなければ倒れてしまう。そういうことで、かなり無理して請負というものが行なわれてきているのじゃないか。
○羽柴説明員 今私の手元に丸鋼、ブロック等の指数の資料がございますので、これについて御説明いたしますと、丸鋼につきましては三十七年十二月におきまして九七・八、これは九ミリメートルの鋼材でございます。今指数だけ持って参りましたので……。
しこうして物価のもとの非常に重要な部分の鉄——丸鋼にいたしましても形鋼にいたしましても最近は弱含みでございます。十九ミリの丸鋼の四万三、四千円のものが二千円ばかり最近下がっております。こういうことを私はずっと研究いたしまして奥さんにお答えしたのであります。